【初心者向け】ダーツのパーツの種類とパーツごとが飛びに与える影響②

【初心者向け】ダーツのパーツの種類とパーツごとが飛び与える影響①
の前編に引き継続き、今回はバレルが飛びに与える影響を初心者の方でもわかるように解説していきたいと思います。

バレルとは！？

バレルとは、
ダーツを握るの部分の金属部分のことです。

バレルは主にタングステンなどの金属から
できておりダーツのほかの部分よりも
ずば抜けて費用がかかります。

その分慎重にバレルを選んでいただきたいです！

バレルはほかのパーツに比べ
ダーツの飛びに大きく影響してきます。
重さや形状も様々でそれぞれ
全く違った飛び方をします。

それではまず
バレルの素材や形状についてと
飛び方や特徴を紹介していきます。

バレルの素材

ダーツのバレルに使われる素材は主に2種類
が使用されておりブラスとタングステン
という素材が一般的です。

そこで、素材の違いについてまとめました。

ブラスダーツ

ブラスダーツの特徴

• タングステンに比べとても軽い。
• 太めのバレルが多い。
• 値段がお値打ち。(約2000～4000円程)
• 初心者でも手が出しやすい。
• 太いバレルが多いためグルーピングに不利。
• 見た目がどうしても安っぽい。
• ハウスダーツなどにも使用されている。

ブラスダーツは
ダーツを始める初心者の方などでも
手が出しやすい価格で誰にでも扱いやすい太めのバレルです。

その反面に
その太さがブルやナンバーを狙ったときに
不利になってしまいます。

また、見た目がどうしてもチープな印象を受けます。

タングステン

タングステンバレルの特徴

• ブラスダーツに比べて重いものが多い。
• 形状が豊富にある。
• 硬い素材でできているため、破損しにくく耐久力がある。
• タングステンが主流のため、ダーツプロのモデルなどもある。
• ブラスダーツに比べ値段が高価。(約7000～80000円)

タングステンはダーツの主流となっていて
中級者以上の方はほとんどタングステンのバレル
を使用しています。

また、ブラスダーツとは比べ物にならない程の種類があるので個々に合ったバレルを選ぶことができ値段も幅広く、高いものは3本で8万近くするものもあります…

手っ取り早く安いマイダーツが欲しい
とのことであればブラスダーツでいいと

思いますが個人的には長く使えるタングステン
のバレルをおすすめします！

中級者クラス～中級者よりの初心者辺りに
なるとタングステンのダーツに買い替える人がほとんどです。

ただ、その際にはダーツショップ等で
必ず試投を行って自分に合った投げやすい
バレルを見つけてみてください！

バレルの形状

バレルには大きく分けて２種類の形状があります。
今回は2種類のダーツの特徴とダーツの飛びについて紹介します。

トルピードバレル

トルピードバレルの特徴

• バレルに丸くふくらみがある。
• グリップ位置がわかりやすい。
• 重心がとりやすい。
• 力を乗せて投げやすい。
• 初心者にオススメ！

トルピードバレルの飛び方

もちろんほかのパーツ(フライトやシャフト)の
セッティングにもよりますが
基本的には前重心のものが多く
ターゲットに向かって山なりに飛んでいきます。

文字だけではなかなかイメージしづらい
と思うのでイラストで解説していきます！

ちょっと極端に作りましたが
こんな感じに山なりで飛んでいくイメージです！

ストレートバレル

ストレートバレルの特徴

• 名前通り全体がまっすぐなバレル。
• 細めなバレルが多いため、グルーピングに有利。
• グリップ位置が定まりにくい。
• 扱いが難しく、上級者向け。

ストレートバレルの飛び方

トルピードに比べて
放物線がより直線に寄った飛びになり
まっすぐにターゲットに向かって飛びます。

イラストにしてみるとこちら！！

トルピードよりもふくらみが少なく飛んでいます！
ただ、ストレートのバレルを
まっすぐ飛ばすのってかなり難しいんですよね…

リリース時にうまく力が抜けていないと
飛んでる矢がバタついてとんでもないところに
暴投してしまったりします。

なかなか
安定させるのが難しく上級者向けのバレルです！

まとめ

バレルはこのように
素材や形状を変えるだけでも
飛び方を変えることができます。

逆に言えば
自分の理想の飛び方や合っている投げ方が
見つかれば理想に寄せてセッティングを
することができるのです。

初心者の方はどのバレルの形状が
投げやすいかダーツショップなど

試し投げができるところで
様々な種類をいっぱい投げてみてください！

きっとその中に
「投げやすい！」や「これは！？」といった
バレルが見つかると思います。

調子が悪くスランプ気味な人も
一度バレルを選びなおすのも手段としてはありかもしれません！