この記事では【初心者向け】ダーツのパーツの種類とパーツごとが飛びに与える影響①と②に引き続き今回はチップの種類や飛びへの影響を解説していきたいと思います。
チップとは!?
チップとは、ダーツの先っぽについている部分のことです。
先っぽのこの部分が
「なんで飛びに影響するねん!!」
と思われる方もいるかもしれませんが
実は影響してきたり
規格ごとに使えるチップも異なるので素材や種類から見ていきましょう!
チップの素材?
チップの素材はステンレスやアルミなどの金属製のコンバージョンチップとプラスチックでできているプラスチック製と2種類あります。
コンバージョンチップとは!?
コンバージョンチップはソフトダーツに使用しているバレルをそのままハードボードにも使えるようにするパーツです。
バレルのチップ部分をコンバージョンチップ
に変えることでハードボード(麻でできているハード専用のボード)にも使用できるようになります。
金属製である為、ソフトダーツのチップに比べるとかなり丈夫です!!
コンバージョンチップはハードダーツにのみ使用されるチップです。
なので、基本的に漫画喫茶やラウンドワン
などのアミューズメントコーナーでは使用はできません。
※ダーツバーやダーツショップになどでは
ハードボードがあり、そちらでは使用可能です。
よほどないとは思いますが
ソフトダーツの盤面にコンバージョンチップを使用するとあまり刺さらない上に、セグメントの破損にも繋がるので絶対にやめてください!!
ソフトダーツのチップ
一口にソフトダーツのチップと言っても主に
2BA、4BA、NO.5
と呼ばれる3種類に分けることができます。
各種類の特徴ごとに解説していきます!
2BAのチップ
こちらのチップは現在普及してるチップで
最も一般的な形のチップになります
チップ側にねじ山がついていて
そのねじ山をバレルに差し込みねじって固定させるものとなっています。
最も一般的とあるだけに、チップを出しているメーカーも多く存在して多種多様です!
投げてる最中に
「チップのゆるみが気になる…」
「毎回締めなおすのが面倒…」
という悩みはみなさんが通るところでして…
そんな中、チップ上部に穴が開いており
専用のダブルアタッチメントを使用したり
チップを差し込んだりして回すことで
固定できるチップなどもあります。
(上の画像みたいな)
また、指をかけるグリップの人には
気になるところですよね!
長さもロング、スタンダード、ショート
とあり、自分に合った長さで選ぶことも可能です。
ロングのチップであれば
「盤面に刺さった際にしなり、2、3本目を乗せるように投げやすい」
「グルーピングに有利な長さ」
などがメリットにあげられます。
その反面
「しなりやすい為チップが曲がりやすい」
などのデメリットがあります。
ショートのチップ場合では
「弾かれにくい」
「盤面に刺さった時のしなりが少ない」
などのメリットがあり
ロングのチップに比べると
「グルーピングに不利」なデメリットがあります。
4BAのチップ
このタイプは
バレル本体にねじ山がついていて
チップ側の穴に差し込んでねじって固定するタイプになります。
ねじ山がバレル本体にあることから
バレル全体のバランスが前重心になりやすく
山なりに飛ばしたい人や
ハードダーツのように飛ばしたい人
に向いているかもしれませんね!
NO.5のチップ
こちらのチップは、2013年にできた新規格です。
2BAと同じタイプの
ねじ山がチップ側についておりバレルに差し込む式のタイプです。
ただ1点違うのが
2BAのタイプよりもバレルの先が細くなっています。
具体的に比較すると
2BAが約4㎜に対して
NO.5が約2.4㎜と約1.6㎜程細くなっているのが特徴です。
より細くなったことで
前重心のバレルを作りやすくなり
先が細いのでグルーピングにも有利になりました!
ただ、2BAに比べるとまだまだ
NO5のバレルもチップも少ないように感じます。
※2BAが主流なのに加え、一部メーカーでの生産の為。
まとめ
ダーツを始めたばかりの方は
チップを気にされないかもしれませんが
中級者辺りになると長さや規格が気になって
くるかと思います!
同じ規格でも2BAなどでは
長さに加え、メーカーごとに様々な特色があります。
(プレミアムリップポイントやコンドルチップなど)
たかが、消耗品とは思わず違うメーカーの
チップを試すと新たな発見もあるかと思います。
チップの長さや規格によって飛び方
が変化してくるので自分に合った飛びの
チップをぜひ、見つけてみてください!!
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